うつ病と間違われやすい身体疾患

うつ病

脳腫瘍


脳腫瘍は、良性であれ悪性であれ、脳神経に影響を与える為、「臭いが分からない」「目が見えない」「目が動かない」「顔がしびれる」「耳が聞こえない」「平衡感覚が悪い」「味が分からない」「舌が動かない」などの脳神経症が出現する。


またこれに先立って、物悲しくなったり多幸的になったりする、などの感情の変化が起こる。


また、肺がんなど頭部以外の癌でもうつ状態を現すことがある。


パーキンソン病


パーキンソン病は、脳の中にあるドーパミンという神経伝達物質が低下することによって身体の動きが悪くなる病気である。


ドーパミンが低下する原因は、遺伝、老化、脳出血や脳梗塞などによる。


身体全体の動きが悪くなるだけでなく、表情も乏しくなる為、外見的にはうつ状態に見える。


脱水症状後の一時的なうつ状態


水分が身体から消失すると、様々な障害が出現する。


最も危険な脱水症状は意識障害で、軽い意識障害の人は、注意力が散漫な状態でボーッとしていることが多く、うつ状態と間違われることがある。


膠原病


自己免疫疾患とも呼ばれ、免疫の異常により、自分自身の細胞を外敵とみなして組織を攻撃し、自分の身体を壊してしまう病気である。


全身性エリテマトーデスは比較的精神症状が出現することが多く、躁状態やうつ状態を現し、特に発症初期は、うつ病と間違われることがある。


更年期障害


更年期障害は、女性ホルモンの量が変化することで身体のバランスが崩れることによって生じる病気で、諸症状の中にうつ状態がある。


産後うつ病


出産直後に女性が陰うつになり、感情の起伏が出現することはよく知られていて、この状態は数日から数週間で改善するが、出産直後の物悲しい状態から、典型的なうつ病へとそのまま移行していく場合もある。


その他に、乳がんにもうつ病の合併がよく見られる。



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