他の人のうつ病の初期症状が気になる方もいるだろう。
私の初期症状は、頭痛、記憶障害、頭が回らない、身体のふらつきがある、集中力が続かない、何もやる気にならない、だった。
この記事を読み進めることで、うつ病のことが分かり、他の人の症状はどうなのかと気にすることはなくなるだろう。
しかし、読まなければ障害受容は低いままで、自分がうつ病ということが受け入れられず、病院に行くこともなく、どんどん症状を悪化させてしまうだろう。
うつ病と診断されるまで
私はうつ病と診断される前に、実は過労のせいで眼精疲労になっていた。
そして、当時の同僚から嫌がらせを受けていく中で、朝起きると頭痛がするようになり、仕事行くのがどんどんしんどくなっていった。

最初は頭痛の原因が分からず、市民病院で精密検査を受けるも異常なしという診断結果だった。
本当に仕事に行くのが嫌で、出勤するふりをして公園の駐車場でずっと寝ていたこともあった。
うつ病と診断された後
あるとき、これは精神的な病気なんじゃないかと思うようになり、ネットで近所の精神科を検索して通院した。
その病院で、問診票の記入やバウムテストを行い、うつ病と診断された。

当時の私は障害受容がとても低く、両親にうつ病と診断されたことを知らせるわけにはいかない、という思いで、職場の上司にだけ本当のことを伝え、うつ病診断後も無理して出勤していた。
しかし、薬の副作用のせいか、目眩と身体のふらつきが悪化、もう限界と思って母にうつ病と診断されたことを打ち明けた。
それからは仕事を休みがちになり、上司からクビの方が失業保険をすぐにもらえるからと提案され、仕事を辞めることにした。
うつ病になったことで、失業保険が1年間もらえることになり、引きこもりでほぼ寝たきりの状態になった。
服薬の効果で頭痛は落ち着いたものの、テレビを観る気力もなく、読書もどこを読んでいるのか分からなくなるようになり、さらに簡単な計算もできなくなり、頭が回らない状態も続いた。
どん底の日々

正直その頃のことはほとんど覚えていない。
何かしてもすぐ忘れるという出来事がたくさんあった。
その為、身に覚えのない出来事に苦悩することもあった。
本当に自分がやったことなのか、それとも他の人がやったことなのか、このときの記憶障害は酷かったように思う。
もうこれ以上は堕ちないというぐらい、どん底に堕ちたようだった。
何もかも終わりで絶望しかなく、自分の存在する意味を見失い、このまま生きていても仕方ないと、富士の樹海にも行ってみたが、夏なのに寒気がヤバいと思って引き返した。
それ以降も大量に薬を買ってはお酒で薬を飲むものの死にきれず、ただ起きた後が頭痛と吐き気で辛かった。
デイケアでの様子
そんなあるとき、母が通院に付き添い、主治医に相談したところ、デイケアを勧められてデイケアに通うようになった。
最初はデイケアに着いたら、何もやる気にならず、ほとんどソファーで寝るのが日課だった。
得意のナンプレ(数独)も少しやってみたが、集中力が続かずにすぐギブアップ。
デイケアのマッサージチェアが唯一の癒しだった。

まとめ
うつ病の初期症状は人によって様々である。
私の初期症状を振り返ると、頭痛、記憶障害、頭が回らない、身体のふらつきがある、集中力が続かない、何もやる気にならない、だった。
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