ピアサポーターとは?
ピアサポーターとは、同じ悩みや体験を持った人を支援する役割を持った人のことであり、私は愛知県精神障害者ピアサポーターとして名簿登録されているメンバーである。
ピアサポーターの強みは、同じ立場、同じ目線、対等な関係であることで、ピアサポート活動とは、病院を訪問して、自分自身の体験(リカバリーストーリー(=自分史))を入院患者に話すことで、地域生活への復帰を実現させたり、当事者間でカウンセリングすることである。
リカバリーは、回復や復旧という意味ではあるけど、ピアサポーターにとってのリカバリーとは、単純に一直線の回復のことを意味するのではなく、苦しいことや辛いことを乗り越えたり、遠回りしたり沈んだりを乗り越えたりしながらの回復を意味する。
ピアをやるきっかけ
人前で自分の体験を話す闘病仲間を実際に見て、自分の体験を話すことが人の役に立つこと、誰かの励みになることを目の当たりにして、私もやってみたいと思い立候補させて頂いたのがきっかけである。
ピアの感想
初めて自分の体験を話したとき、予想していたよりも緊張することなく、自分自身の度胸に自分でも驚いたが、それが人前で話すことの自信に今はなっている。
自分の中の変化
ずっと自分には生きる価値がないと思っていたが、今はピアサポート活動が自分の使命なのではないかと感じている。
振り返りの感想
正直過去は苦しいことが多くて忘れてしまった記憶の方が多いのだが、そこからの気づきと学びは忘れずに活かしていきたいと思っている。
病院(医療スタッフ・入院患者)の人達に伝えたいこと
入院していると、変化の少ない日常で負担が少ないのが居心地よくなりがちだが、地域生活や社会には、ワクワクやドキドキが溢れているので、それぞれ自分に合った楽しみを見つけてほしいと思う。
このブログを始めたきっかけ
元々は無料ブログで、記憶を記録する為にブログを執筆していたが、うつ病当事者が障害受容を高める為に、何かのヒントを得られるブログにするには、WordPressで発信すべきだと思ったのがきっかけである。
その他伝えたいこと
ピアサポート活動といっても、大勢の前で体験を実際に話すだけでなく、ブログで体験を話したり、闘病仲間を直接励ましたり、できることは様々あり、少しでも回復している闘病仲間には、ピアサポート活動をおすすめしたい。
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